無事に個展「fantasyは眠らない」の会期が終了しました。ご来場いただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。今回はTwitterでも発表しましたが、妊娠中ということもあり、いろいろ心配な点も多かったんですが、いろんな方々のサポートのおかげで実現することができありがたい気持ちでいっぱいです。

 

今回の「fantasyは眠らない」のコンセプトについてお話ししたいと思います。

 

「ある女の子と遊んだ。1歳3ヶ月の小さな女の子。
お昼寝の時間になった。
すると、ものすごく必死に頭を振りだした。
「眠いけど、まだ寝たくないんだ。」
と言いたげに、頭をフリフリ。ウトウトしてるのに、頭をフリフリ。
「まだまだ遊びたい。」
「自分が寝ている間に面白いことが起きてしまうかもしれない。」
「もっともっと世界を感じていたい。」
そう全身から発していた。

私も目を開こう。
知っているつもりになっていても
世界には、まだまだ知らないことばかり。
私が目を閉じている間に
驚くようなファンタジックなことが起きるかもしれない。
世界はファンタジー。
目を開こう。」

 

今回の個展、もともとは全く違うテーマでした。個展のタイトルも「愛しく、苦しい。」というタイトル予定。タイトルからして全然違う印象を受けるでしょう?この最初に思っていたテーマもいずれ何かしらで使うかもしれませんが、今回はテーマが決まっていた中、このコンセプト文章にもある、1歳3ヶ月の女の子と遊んだことがきっかけとなって、「自分の中のfantasyを探る」ということがテーマに変わりました。それほど小さい彼女の行動に惹きつけられたのです。
ある程度世界観を一定に保って空間を作り出すということは、私の製作方法としては得意分野ではありますが、ある種の制限がかかります。一つ一つの作品に対して、それぞれ別のスタンスで挑んでみる、ということをしてみたかったのです。ですがその挑戦って、展示した時にまとめられるか?という不安も隣り合わせです。最後展示のレイアウトを考える時は相当頭を悩ませました。でも悩むことこそ狙いではあったので正解と言えるでしょう(笑)
私の展示を体感して、見に来たそれぞれの方が自分のファンタジーの感覚を触発されたのならきっと成功。

そして”去年と同じ場所で展示する”ということもだいぶ意識しました。昨年は、今の作風になってから初めての個展ということもあり、「初めまして、私はこういう絵を描くものですよ。」という自己紹介的な意味合いが大きかった。ですが、今回は違います。去年見に来た方も来場するでしょう。「こんにちは、私はこういう絵も描くものですよ。」と変化させました。マリーゴールドで使用されたイラストの原画を展示したり、うさぎの仮面のつけていない子の絵があったりね。
絵を描くことはこの先もずっと続いていきます。自分の作品の可能性を探り続ける旅は続けていきたいので、これからも自分自身を試しつつ、自分にしか創れない世界を広げていきたいですね。

在廊できたのは1日だけでしたが、その中で反応を知ることができたり、またsns等でメッセージをいただけたり、ありがたかったです(泣)感謝感謝です。

 

次の個展はいつとなるかな〜。子育てという未知の生活も始まりますからイメージわかないといえば、わかないんですが、そう世界はfantasy。何が起こるかわからない。日常の中にfantasyは潜んでいる。きっとまた発見をして、新しい世界を発表していく場は来るでしょう。楽しみです。

 

*展示の様子*