はてしない乙女物語

stella nova6(アートコンプレックスセンター・東京)で発表。
【開催期間】2017年4月25日(火)〜5月7日(日)

 

 

 

総タイトルは「はてしない乙女物語」と名付けました。
私の好きなファンタジー文芸作品、ミヒャエル・エンデの名作「はてしない物語」を引用したタイトルです。はてしない物語は、主人公の少年バスチアンがファンタジーの本を読むことに夢中になっているうちに、本の中で描かれている異世界に吸い込まれ、大冒険するお話。幼い時に熟読した際、印象的だったのが、「現実世界の主人公」と「異世界の主人公」のビジュアルが違う点です。現実世界ではどんくさいビジュアルだった彼は、異世界の主人公はイケメンの“理想の自分”となって活躍するのです。(あ〜バスチアンよ、わかる。わかるよぉ。理想でありたい気持ち、超わかるよ。)ミヒャエル・エンデの世界観はファンタジーでありながらも現実を突きつけてくる作風がたまりません。
さて私は、夢と現が入れ交じる世界を創造することを探求しています。
というより、自分の脳みその中が、「夢と現」が混ざっているような感じなので、脳の中のビジョンを描いていると言って良いのかも。「はてしない乙女物語」、楽しんでいただけると幸いです。

 

 

 

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