3月28日

F10号のキャンバス、S50号のキャンバスの下絵が決まったので、とりあえずF10号を塗り始めた。一層目を塗っている時は正直しんどい。うまく仕上がるか、この方向性で合っているのか、不安な気持ちで始まる。仕上げの段階が作成していて一番高揚するけれど、それまでは我慢だ。最初からテンションあげあげな絵もある。パステルカラーばっかり使った作品とかは、わりとテンション高く描ける気がする。どの描き方がベストなのか?というものがわからない。同じ事をし続けることが苦手なのか色々試したい衝動に駆られる。「同じ事をし続ける」とルーティンに入り、途端に作っているものは面白くなるし、のらなくなる。と感じている。だがしかし、1つのパターンを作ることは作家には必要だと思う。ではどうするべきかというと、正解はないので手を動かし続けるしかない。分析した「ここあるべきだ」と、衝動的な「こうしたい」がうまく一致すればいいのだけど、うまくいかないのが長年の悩み。そういうことをグルグル考えながら色を重ねる。自分の「型」はいつできあがるんだろうか。自分だけの「価値」はいつ確立できるんだろうか。時間がかかるな。

 

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最近インスタグラムにはスケッチブックで作成したドローイングをアップしている。

https://www.instagram.com/kana_arimura/

ドローイングは衝動のままに作れるから、楽しい。まー失敗してもいいし、かしこまって描く必要もない。だから伸び伸び描ける。このノリをキャンバスにもぶつけられたらな。また違うのかもしれない。どうだろうか?でもこのノリで作品制作するにはものすごいたくさんのキャンバスが大量に必要になるので、お家のサイズ的にそれは厳しい(-_-;)でっかいアトリエを構えるぐらいになりたし。