大好きな舞台「TRUMP」シリーズの最新作のグランギニョルを見てきましたよぉおお。

 

「不死を失った吸血種《ヴァンプ》たちが、
永遠の命を持つとされる吸血種《トランプ》の不死伝説に翻弄されていく。
劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、
2009年より展開するTRUMPシリーズの最新作が、東京・大阪にて上演。
ヴァンプたちの絢爛な社交界を舞台に、背徳のゴシック・サスペンスが幕開く。」
(ホームページ参照)http://grandguignol.westage.jp

 

はい、ヴァンプが題材というなんとも乙女の大好物の舞台であります(笑)

 

いやーーーー。。。。連日のスタンディングオベーション納得の素晴らしい舞台でした。
わたしはこの舞台の演出家の末満健一さんの演出がすっっごく好きなんですよね。光の魅せ方と音楽の組み合わせ、映像を使ってないのにまるで映画をみているような感覚にさせる演出、観客に背景や状況を想像させる演出、、、、、2時間半の舞台が本当にあっという間。ほんと素晴らしい。。。。そして音楽の和田俊輔さんとの相性が抜群。このシリーズの音楽はどれも大好きです。

そして、このシリーズはですね、、、どのシーンも絵になる!!!
絵描きの心を揺さぶる美しいシーンが多いし、役者さん達も皆美しい。
観ていて「描きたいーーーーー」の嵐でした(笑)

 

 

で、実際絵描きました(^ ^)♪

というのも舞台を観るより前に、プロモーション映像で公開されていた時点でもう「描きたーい」気持ちが炸裂していたので、描きました。グランギニョルで繭期3人組として登場するアンリ・キキ・オズの三人のシーンです。

 


タイトル「繭期の祈り〜アンリ・キキ・オズに捧げる〜」
サイズ/333mm×242mmm
キャンバス・アクリル絵具
制作年/2017年

 

キキが子守唄を歌う名シーンの絵です。
特殊な実験をされ続けた3人。
生き抜いてきた特別なつながりがある3人が、過酷な運命の中で幸せを祈るなんてできないけど、せめてひと時の安らぎを得ようとする。繭期の祈り。

 

描いていて宗教画を描く時ってこういう感じなのか...と思いました。
こうストーリーを感じさせる描き方がね〜。絵になる人物設定と時代背景も合わさって、どんどん絵が浮かびますね。

 

私はもともと、ハロプロの演劇プロジェクト演劇女子部が公演していた「LILIUM」を見て、このシリーズの大ファンになった私は、LILIUMでも好演だった田村芽実ちゃんがグランギニョルに出演するということで期待値は高かった。。。LILIUMでの彼女のマリーゴールド役での歌声が、人の歌を聞いて鳥肌が立つという初体験をした女優さんだったから、今回も歌のシーンがあるとのことで、それもとても楽しみだったのです。そして想像以上に今回の彼女の子守唄は、癒し度200%でした。。。子守唄のシーン、、、、永遠に観てられるなっていう。。

ということもあり、この絵はキキ役の田村芽実ちゃんにプレゼント★

 

そしたらビックリビックリ!!!
この作品を持った姿が彼女のブログに紹介されていました(泣)

https://lineblog.me/tamurameimi/archives/624743.html

繭期の三人が、絵と同じポーズをしてくれているのです(泣)
震えるほど嬉しい(泣)

ありがとう、田村芽実ちゃん。
そしてポーズをとってくれた、藤木修さん・大久保祥太郎さん。
ありがとうございます(泣)

 

 

あともう一枚。

タイトル「キキの狂気」
サイズ/292mm×210mmm
画用紙・アクリル絵具
制作年/2017年

 

キキの可愛さのなかに潜む狂気。
ナイフに血がついてるのがポイントですね。

 

描いていて本当に筆が進む題材だったから、他のシーンも描いて、TRUMPシリーズ作品集を作っても良さそうだなぁ。
初の同人誌が作れるかも(笑)

DVDが発売されるのたのしみですね〜〜〜♪

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