装画を担当しました。
『かくも甘き果実』(モニク・トゥルン 著|吉田恭子 訳)が、
集英社より4月5日に発売しました。

デザインは、鳴田小夜子さんです。
初の翻訳書です。裏面でも絵を使用してくださっています。

初めての分野を描くと同時に、これまで読んでなかった分野を読む機会となり、とても勉強になりました。あとがきには、訳者の吉田恭子さんが名前をあげてくださっていて感動しました。




「小泉八雲」となった男ラフカディオ・ハーンを愛した、3人の女たち
あなたを語ることは、あなたを蘇らせること――
甘い思い出と苦い記憶を語る彼女たちの「声」が、時を超えて響きわたる。
“ここではないどこか”を求めつづけ、最後には日本で「移民作家・小泉八雲」となった男ラフカディオ・ハーン。彼の人生に深く関わった3人の女性が、胸に秘めた長年の思いを語りだす。
生みの母ローザ・アントニア・カシマチは、1854年、故郷への帰路の途中アイリッシュ海を渡る船上で、あとに残してきた我が子の未来を思いながら。
最初の妻アリシア・フォーリーは、夫との別離を乗り越えたのち、1906年のシンシナティで、ジャーナリストの取材を受けながら。2番目の妻小泉セツは、永遠の別れのあと、1909年の東京で、亡き夫に呼びかけながら。
ジョン・ドス・パソス賞受賞の注目作家が、女性たちの胸の内を繊細かつ鮮やかに描いた話題作

ぜひ!!!
https://www.amazon.co.jp/dp/4087735176/ref=cm_sw_r_awdo_K6YNVV6SXNPB7KWSEN27

モニク・トゥルン さん、吉田恭子さん、担当者さん、鳴田小夜子さん、ありがとうございました!