作品づくりに関する雑談。
その名も「作品とタイトルのキュンとくる関係」について。

タイトルに惹かれて買ったりする小説や漫画ってありますか?ありますよね?(私はある。)タイトルがいいから観に行った映画だってあるはず!まさしくタイトル買いです。わたしが最近タイトル買いしたのは、田中メカ先生の「君のことなど絶対に」という漫画。小説なんて、タイトルがもはやキャッチコピーとなってるようなものも多く目にします。

はたして自分は「タイトル買い」できるようなタイトルを作品につけてるいるのか???

答えは、、、、「タイトル買いしたくなるような魅了を出せるように、頑張りだした」が私の答えです。

はい。
頑張りだしたっていうと、「え?どんな風に良くなってるねん?」と問われると胃が痛くなる思いをしますが。。。

ともあれ、「作品にどんなタイトルをつけるか」を考えるのが好き。「物語を感じさせたいし、色気も感じさたい。詩的なのもいいなぁ。」といろいろ考えている。いま作ってる作品に関しては、歌までできた(鼻歌レベル)。でもこのタイトルを考えるのが好きになったのは最近である。
前は苦手で、どの作品にどんなタイトルつけたかを忘れるレベルで苦手だった。なんていうか「日常」をテーマに作品にしすぎて「全部、”日常”とか”TODAY”というタイトルにしてやろうかな。」ということばかり考えていたし、実際”today”という作品はある。タイトルなんて作品のついでのようなものだという考えもあるけれど、これをしっかり考えるかどうかで、作品への愛着や気持ちの持ち方が変わることが判明した。雑につけたタイトルの作品は、しょせん、”雑な作品”になってしまっているのだ。反省。

”タイトル”に対してもって熱意を持ちたい、と考えていた或る日、衝撃的なあるメニュー名に出会った。「モード ディ ポンテベッキオ」というイタリアンレストランで、見かけた一品。

 

ドルチェ名「粉雪がつもった苺の原っぱ」。

 

苺好きのイチゴモンスターな自分としては、もう惹かれまくりの名前である。「粉雪???は、原っぱになっちゃってるの????イチゴが????」わたしはこの素敵なネーミングセンスに脱帽して、注文した。考えた人本当天才。味も最高。それはまぎれもない、苺の原っぱであった。

 

粉雪がつもった苺の原っぱ

 

 

(あ〜これ。本当に美味しかったなぁ。。。。。)

 

そう、作品とタイトルは一体。魅力を引き出すためのスパイス。
映画も、マンガも、小説も。タイトルに惹かれて視たくなるものが多いしね。
頭を捻らせて、もっともっと自分で魅了を引き立てタイトルを考えていきたい。